RECRUIT採用情報

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次なる100年に向けて、ともにチャレンジしていく仲間を求めています。

私たち岸本工業では、創業100年を超える歴史の中で培われた「ものづくりのDNA」を次世代へ受け継いでいくために、従来の概念にとらわれない新たな挑戦を続けています。

例えば、早期より工場の自動化に取り組み、ロボットを活用したプレスラインや搬送装置を導入。効率化を実現しながらも高品質な製品を提供できるように努めてきました。
また、競合他社に先駆けて海外進出を果たし、中国とタイに生産拠点を開設。加えて海外からの技能実習生を国内工場に受け入れ、社員の多国籍化によって、新しい価値観や広い視野を養える活気ある職場へと変化させることができました。
生産拠点と人材の充実にともない、今後は国内工場の規模を拡大するだけでなく、タイ工場をアジア市場における中核拠点として発展させ、さらなる需要拡大に対応できる体制を構築していきます。

次なる100年に向けて、私たちが社員に求めるもの。それは、自分の仕事に対する情熱とプライドです。どうすれば品質が上がるか、どうすれば生産性を高められるか。一人ひとりが常に向上心を持ち、主体的に仕事に取り組み、積極的に意見を発信してほしいと考えています。そのために、職種や年齢、経験を問わず活発に議論し合えるフラットな組織づくりや、若いうちからリーダーシップを発揮できる環境づくりに力を注いできました。今後は海外拠点の強化にともない、海外勤務のチャンスも十分にあります。グローバルな環境で自分の可能性を試したい方も、ぜひ当社でチャレンジしてください。

ものづくりを通して、ともに成長し、ともに未来を切り拓いていける新しい仲間をお待ちしています。

図解 岸本工業

各部の紹介

営業管理部

営業管理部では、主に家電・自動車部品メーカーに金属加工部品などの営業活動を行っています。

お客様の納期・予算・加工方法をヒアリングしながら、最適な製造方法を提案し、当社で受注できるよう努めます。現場で収集したお客様のニーズなどを社内の関係各所に届けることで、社内の業務がスムーズに進むように働きかけるなど、全体の旗振り役を担っています。

工機部

工機部は、プレス加工に欠かせない金型の設計や製造を行っています。

金型設計は、加工する材料特性と量産における生産効率の、高い次元での両立が求められます。成型シミュレーションなど最新の機器を使用しながら、過去の実績を元に最適解を導きだします。設計・製造した金型は社内加工に使われるだけでなく、金型単体でお客様に納品も行っています。

製造部

製造部は、お客様から受注した製品の加工を行う当社の花形部門です。

生産計画の策定・製造組立・納品までを一貫して行います。お客様の要望に応じた難しい加工や短納期の加工に答えながら、同時に社内の生産性や設備の稼働状況を見極め、日々製造を行っています。岸本工業のノウハウが詰まった部署です。

品質管理部

品質管理部では、社内で製造している製品の品質向上に向けた取り組みを行っています。

既に起きてしまった不具合に対しては、不具合発生要因を解析し再発防止を行います。これから起きる不具合には、これまで培ってきたノウハウを反映させ不具合の未然防止を行います。客先不良発生件数ゼロを目指しています。

社員インタビュー

営業管理部 営業管理課 係長 B.F
2007年入社

製造部門の技術者たちと連携し、
お客様の要望に全力でこたえる。

Q.1:現在の仕事内容を教えてください。
家電や自動車部品メーカーのお客さまを担当し、新たに依頼された部品の受注管理から量産立ち上げまでトータルで携わります。限られた予算や納期のなかで、いかにしてお客さまの要望を実現し、受注にこぎつけるか。どのように会社の利益に結びつけるか。それは、私たち営業の手腕にかかっています。金型や量産を担う製造部門の技術者たちと連携し、お客さまと私たち、双方が納得できるゴールを目指して粘り強く交渉を進めています。
Q.2:この仕事でやりがいを感じることは何ですか?
やはり、受注品が正常に量産開始できたときです。お客さまからの受注後、金型設計に始まり、金型製造、サンプル部品の品質検査と調整を繰り返して、ようやく量産に入ります。長くて6カ月ほどかかることもあり、無事に初期納品の見通しが立つと、安堵感とともに達成感に包まれます。また、私たちが請け負う製品は基本的に新規受注品であり、ひとつとして同じ仕事はありません。常に変化を感じられるのも、この仕事の醍醐味だと思います。
Q.3:岸本工業の魅力を教えてください。
自分の得意分野やスキルを発揮できるチャンスが多いこと。私は中国出身ですが、日本語と韓国語も話せるため、海外の関連会社との仕事や輸入業務、海外研修生の通訳など、責任ある仕事を任せてもらっています。また、優しい人柄の方が多く、社内の雰囲気がいいのも魅力。部署関係なくみんな協力的で、課題に直面したときに遠慮なく相談できるんです。家庭や育児と両立しながら13年間働き続けられているのは、この環境のおかげだと思っています。
工機部 工機課 グループリーダー O.K
2010年入社

自分の手でモノをつくり上げる
喜びを実感できる仕事。

Q.1:現在の仕事内容を教えてください。
部品の金型製作を請け負う工機部に所属しています。金型製作は、CAD設計、マシニング加工、研磨、ワイヤー放電加工などさまざまなプロセスがあり、それぞれに高度な技術が必要です。例えば、私がよく使うワイヤー放電加工機は、1000分の1ミリ単位で金属をカットできる精密機械。高い精度が求められる作業です。金型は製品の品質や性能、そして量産時の生産性を左右する重要な要素。だからこそ、どれだけシビアな仕事でも、妥協のないものづくりにこだわっています。
Q.2:この仕事でやりがいを感じることは何ですか?
大学で機械工学を学んだ自分にとって、やはり自らの手で新しいものをつくり出せることが充実感につながっています。金型製作では、ひとつの金型を構成するパーツがすべて整うと、最後は人の手で完成させるんです。組立の際、刃合わせがピタリと決まった瞬間は、何度経験してもうれしさがこみ上げます。ここに至るまでには、失敗や難題にも直面し、そのたびに自分で原因を究明しなければなりません。そのぶん、無事に仕上がると苦労に勝るやりがいを感じられます。
Q.3:岸本工業の魅力を教えてください。
100年以上の歴史を持つ会社であり、それだけ金型技術のノウハウが豊富だということです。例えば私の先輩は、金型組立の段階で不具合があったとき、どこを修正すればいいのか直感的に判断できます。これは、経験に裏付けられたノウハウであり、先人たちから脈々と受け継がれてきたものだと思います。身近に尊敬できる技術者がいて、その人のもとで勉強できるのは本当にありがたい。これからも専門的な加工技術を身につけ、自分の幅を広げていきたいです。
製造部 圧造課 課長代理 M.M
2002年入社

生産管理のIoT化を推進し、
製造の現場を変えていきたい。

Q.1:現在の仕事内容を教えてください。
金属プレスを専門とする圧造課で、生産計画や現場管理を担当。受注品の製造に必要な資材の発注をはじめ、作業スタッフへの指示、進捗管理、機械類の保守メンテナンスなど、仕事は多岐に渡ります。現場全体をコントロールし、いかに計画通りに進められるか。それがこの仕事の面白さであり、難しい点でもあります。量産工程では、突発的な金型の破損や設備トラブルが起こることも珍しくありません。納期遅延や不良品を出さないために、迅速かつ柔軟な判断が求められます。
Q.2:この仕事でやりがいを感じることは何ですか?
作業スタッフとコミュニケーションを取りながら、生産計画を進めていくこと。今の現場は、10代の若手から60代のベテランまで年齢層が幅広いうえ、中国、ベトナム、ブラジル出身の外国人も数名います。一人ひとりスキルも違えば、成長スピードも違う。それぞれの個性を発揮できるように働きかけ、楽しく仕事をしている姿を見るとやりがいを感じます。エアコンの生産ピークである繁忙期をチーム全員で乗り越えたときは、みんなで達成感を分かち合っています。
Q.3:岸本工業の魅力を教えてください。
積極的に工場の自動化やIoT化を導入している点です。最近では、IoTを活用した生産管理システムの開発プロジェクトが立ち上がり、私も中心メンバーとして関わっています。今までアナログで把握していた機械の稼働状況や作業員の状況をデジタルで一元管理し、生産効率を高められるようなシステムを構築することが目標です。長年で培った伝統を大切にしながら、時代に合わせた常に新しい挑戦を続けていく。このスタンスは、当社の強みだと感じています。
製造部 組立業務課 グループリーダー S.S
2013年入社

早い段階からリーダーを任され、
広い視野と責任感が備わった。

Q.1:現在の仕事内容を教えてください。
組立業務課のスポット溶接部門で、グループリーダーを担当しています。その日の作業に使う製品を準備し、フォークリフトで作業スタッフのもとへ運搬したり、溶接の補助をしたり、業務が滞らないように現場の舵取りをするのが私の仕事です。リーダーに任命されたのは、つい最近のこと。入社以来、溶接の技術を磨いてきて、次のステップへ進みたいと感じていたので、責任あるポジションを任されることでモチベーションが上がりました。日々新鮮な気持ちで仕事に臨んでいます。
Q.2:この仕事でやりがいを感じることは何ですか?
先読みをして、その日の作業を円滑に進めることです。人によって異なる作業効率や、起こり得るトラブルを考慮しつつ、段取り通りにタスクを終えられたときは手応えを感じます。リーダーになったばかりの頃は、自分の動きが遅くて作業スタッフを待たせてしまったり、ラインを止めてしまったことも。でもそんな失敗のおかげで、チーム全体の動きを見渡せる広い視野が備わってきました。今後もキャリアを積み、信頼されるリーダーになりたいです。
Q.3:岸本工業の魅力を教えてください。
私は普通科の高校出身。金属加工や組立の知識はまったくありませんでした。それでも地道に技術を身につけることで、早くからリーダーを任せてもらえたんです。経歴関係なく、努力をきちんと評価してもらえるところは当社の魅力だと思います。また、私のチームには勤続数十年のベテランもいますが、年下のリーダーである私の言葉にも耳を傾けてくれるから仕事がやりやすい。知識や経験が足りない部分はフォローしてもらえるので、吸収しながら成長させてもらっています。
品質管理部 品質管理課 グループリーダー M.Y
2015年入社

製品の品質を守ることは、
企業としての信頼を守ること。

Q.1:現在の仕事内容を教えてください。
生産部品の品質管理と、お客さまのトラブル対応が主な仕事です。家電などの精密部品は、0.01ミリのわずかな差異でも欠陥につながる厳しい世界。サンプル部品の寸法を測定して図面と照合し、なぜ差異が生じるのか、どのように修正していくかを突き詰める。そして不良品の発生や流出を防止するのが、私の役割です。量産工程でミスを誘発しやすい作業や、その部品が製品のどこに使われるか把握しておく必要もあり、幅広い知識が求められる仕事です。
Q.2:この仕事でやりがいを感じることは何ですか?
品質管理部では、当社で製造するほぼすべての部品の品質を監視しています。品質を守ることは、企業としての信頼を守ること。そんな責任感がやりがいにつながっています。私が心がけているのは、作業をする現場の技術者たちを尊重すること。品質不良が起こったとき、すぐに自分が介入するのではなく、現場の方々に原因を探ってもらっています。現場の主体性が高まれば、おのずと品質への意識も向上し、よりよいものづくりができると考えているからです。
Q.3:岸本工業の魅力を教えてください。
学歴や経験にとらわれず、自分のスキルや適正をいかせるポジションを与えてもらえること。私は大学で機械工学を専攻したのですが、ものづくりに没頭するより、作業の効率を考えたり、資料を作成したりする仕事の方が得意で。そんな素質を見込まれて、品質管理の仕事を任されたんだと思っています。この会社では、積極的にチャレンジした結果なら、例え失敗しても認めてもらえます。だからこそ何ごとにも好奇心を持ち、自ら創意工夫する姿勢を大切にしていきたいです。

募集要項

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